非結核性抗酸菌症の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
70歳の女性です。
もともと痰が出やすく、最近では咳も良く出る状態でした。
病院でいろいろ調べた結果「非結核性抗酸菌症」と言われました。
結核ではないという事で、初めは一安心だったのですが、良く聞いてみると結核より厄介な感じです。
なかなか治らないのと、良くなったと思ったら、すぐまた再発するらしいのです。
また、西洋薬を飲むように勧められたのですが、最低でも3~4種類の薬を2年間飲まなくてはいけないようなのです。
2年間飲んだからと言って影が消えるとは限らないとの事。
また、どうやらその薬は強いらしく、肝機能をしっかり診ながら進めていくとも言われ、とても心配しています。
今は漢方薬で改善できないか、すがる思いで葵漢方薬局に行ったところです。
葵先生から、最近この「非結核性抗酸菌症」の患者さんが、とても多いことを知りました。
でも漢方薬で、皆さん良く体質改善できていることも知り、頑張って漢方薬を飲むことにしました。
結果、漢方薬を2か月飲んで診察を受けたところ、影が消えていると言われました。
こんなに早く改善できてびっくりです。
「非結核性抗酸菌症」と言われる方が本当に増えている気がします。
この方は、菌の同定までしていませんが、別の方では「「マイクロバクトリウム イントラセルラーエ」という菌が同定され、しっかり西洋薬を飲むようにと言われた方もいらっしゃいます。
西洋薬も必要でしょうが、漢方的には「袪邪」だけでなく「扶正」と言って自分の免疫力をしっかりあげていくことが重要と考えます。
今回のこの患者さんには、体力をつけ免疫力をアップさせることに尽力しました。
結果、このようにレントゲンから影が消えて本当に良かったと考えています。
再発しやすい病気なので、ストレスを貯めず無理しない生活を維持するようにアドバイスさせていただきました。
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